最近のこと [雑感]
2年もほったらかにしてしまったブログに、何を今更書けば良いものか悩んでいる。
故あって無職になり、まとまった時間ができたのでこの2年間をちゃらっと振り返ってみようと思ったのだけど、これが中々難しい。金持ちになったわけでもないし、結婚もしていない。敢え無く禁煙に失敗し、携帯キャリアも購読してる新聞も変えなかった。職業以外何も変わりなし。
強いて言えば、スーツのズボンを2本破る位太ったことと、極端に本を読まなくなったことくらいか。。。改めて書き出してみると、なんだか、とても惨めな気分になってくる。
さて、暗い気分をブッ飛ばして続けよう。世の中は僕のウエスト以上に劇的に変わった。 安倍→福田→麻生と総理大臣が駆け抜けるようにリレーし、アンカーの麻生がバトンを落として自民党は政権与党の座から転落した。これは、日本の政治が、世界金融恐慌という悲劇の舞台上でアメリカの政権交代を模倣するかのような展開にも見えたし、小泉が解体したシステムの怨念が成就した瞬間のようにも見えた。
と、ここまで書いてみて、「暗い気分」がブッ飛ぶどころか、更に重苦しさが増したような気がしてきた。そうだ、こんな時こそ中原中也の詩集でも読んで絶望の淵を垣間見てみれば案外救われるかもしれない。
中原中也は『酒場にて』という詩の中で次のように詠った。
“ほがらかとは、恐らくは、悲しい時には悲しいだけ悲しんでられることでせう?”
僕を含む日本人が長い間忘れていた感覚を取り戻すのは存外そう遠くないのかも知れない。段々そんな気がしてきた。まっ、なんとかなるさ!
さて、暗い気分をブッ飛ばして続けよう。世の中は僕のウエスト以上に劇的に変わった。 安倍→福田→麻生と総理大臣が駆け抜けるようにリレーし、アンカーの麻生がバトンを落として自民党は政権与党の座から転落した。これは、日本の政治が、世界金融恐慌という悲劇の舞台上でアメリカの政権交代を模倣するかのような展開にも見えたし、小泉が解体したシステムの怨念が成就した瞬間のようにも見えた。
と、ここまで書いてみて、「暗い気分」がブッ飛ぶどころか、更に重苦しさが増したような気がしてきた。そうだ、こんな時こそ中原中也の詩集でも読んで絶望の淵を垣間見てみれば案外救われるかもしれない。
中原中也は『酒場にて』という詩の中で次のように詠った。
“ほがらかとは、恐らくは、悲しい時には悲しいだけ悲しんでられることでせう?”
僕を含む日本人が長い間忘れていた感覚を取り戻すのは存外そう遠くないのかも知れない。段々そんな気がしてきた。まっ、なんとかなるさ!
2009-09-15 18:05
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